ホーム
1
ニュース
2
プレスリリース
3
2021-11-30 「マイクロソフト医療クラウド」で産官学連携事業の展開、 3大目標•9大シーン•100事例の構築、スマート医療ソリューションのご提案4
https://www.femet.com.tw/jp/ 遠東医電テクノロジー

「マイクロソフト医療クラウド」で産官学連携事業の展開、 3大目標•9大シーン•100事例の構築、スマート医療ソリューションのご提案
責任編集者/潘韜宇 Yahooニースから転載 


衛福部から許可をいただき、クラウド型電子カルテの導入および FHIRへの取組に対応するために、台湾マイクロソフト社は26日に「将来を見据えた医療のあり方―マイクロソフトスマート医療記者会見」を行い、産官学連携事業のビジネスパートナーとともに、医療分野向けのマイクロソフトクラウドを統合して、将来を見据えた医療モデル事業として、台湾医療分野への取組を進めていきます。衛福部資訊処(情報係に相当)の処長を務める龐一鳴氏、台湾医学情報学会徐建業理事長、国立台湾大学医学院附設病院新竹台大支院余忠仁院長、衛生福利部桃園病院陳厚全副院長、台北栄民総病院病理検験部の主任を務める周徳盈氏および台湾情報通信業界を牽引していくリーディング企業の皆様のご列席のもと、台湾スマート医療の新たな局面を迎え、2年かけて 100事例を踏まえたスマート医療ソリューションのご提案を発表しました。


衛福部資訊処(情報係に相当)龐一鳴は「医療情報システムにおける相互運用性を確保するために、衛福部がクラウド型電子カルテ推進に積極的に取り組んでいます。したがって、台湾が誇るテクノロジーの力で、カギとなる技術の更なる飛躍を目指して、世界をつなぐ国際基準を満たすことができるよう邁進してまいります。今後、医療とテクノロジーのタイアップを通じて、台湾が推進する良質なスマート医療サービスを世界に発信し、トリプルウィン(Triple Win)の実現を目指しています。」と述べました。

台湾マイクロソフト社の総経理(社長に相当)を務める孫基康氏は「新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、デジタルによる複数の産業構造転換を加速させ、医療分野向けのクラウドサービスのニーズと時効性が逼迫して、患者•医療チーム•データ間のリンクがスマート医療の実現につながりますので、人間を中心とした医療向けマイクロソフトクラウドには柔軟性、相互運用性、安全性を兼ね備えたプラットフォームを構築します。当社では、未来の医療モデル事業として、クラウド型電子カルテが導入されて以来、10年目を迎える昨今、イノベーション創出に向けて、台湾各地で優秀な医療組織や大手情報通信業者と連携して、医療分野におけるビジネスの生態系がもたらす膨大なデータを活用して、運用しやすいかつ効率的な統合型ソリューションをご提案します。台湾地域において、将来を見据えた医療の推進に貢献していきたいと考えております。」と述べました。

効率的な医療データベースの統合および相互運用性の強化は、スマート医療分野において、重要な役割を担うものだと思われます。医療分野における産業構造転換を図るために、マイクロソフト社が「 Azure Healthcare APIs(旧称: Azure API for FHIR)」を開発し、医療データの交換が可能です。現時点では台湾第2回 FHIR に応用され、病院(6院)、学校(7校)、企業(19 社)、 法人(2社)等が参加します。台湾医学資訊(情報に相当)学会理事長徐建業氏は「相互運用性の高い FHIR(医療情報交換の国際標準仕様)を基幹としたクラウド型電子カルテを活用するにあたり、マイクロソフト社と連携して、「 Azure Healthcare APIs」というクラウドサービスを利用することにより、健康通帳データの FHIR 形式への変換に成功しました。情報セキュリティ確保は言うまでもなく、バックエンドとの統合も強化し、IoMT活用機械装置の学習への応用が期待されます。これからも医療情報エネルギーに関する研究を続けて、情報コミュニケーションの壁を乗り越え、国内外医療機関向けのデータ相互運用性の向上に貢献していきたいと考えております。」と述べました。


医療分野向けの効率的かつ安全なスマートクラウドプラットフォーム


垂直統合型ビジネスモデルの構築を図るために、モジュール化と柔軟性の向上をコンセプトに、個別ニーズに応じたクラウドサービスの提供を目的とした「マイクロソフト産業クラウドサービス」が生み出されました。医療分野向けのマイクロソフトクラウドは医療分野への応用を起点として、「 HIPAA」、「HITRUST」 等の医療情報セキュリティ関連認証を取得し、最高レベル規格の要件を満たします。データとシステム等をはじめ、病院の既存資源をベースに、「 Azure Healthcare APIs」はFHIR、DICOM 文書形式の支援ツールとして、医療IoT(Internet of Medical Things,IoMT)を構築することで病院側をサポートし、迅速なデータ収集、標準化、交換、膨大な医療データの統合が可能です。

医療分野向けのマイクロソフトクラウドと「 Microsoft Azure」、「Microsoft 365」、「Microsoft Dynamics 365 」、「Microsoft Power Platform」を結びつけることで、カスタマイズでマイクロソフト医療分野におけるビジネスの生態系を対象としたソリューションを統合し、マイクロソフト医療三大目標および九大実務での利用シーンを構築します。

•患者との交流を深めること:データ分析によって、患者への洞察をフルサポートします。セルフケアの構築、遠隔医療サービスの質の向上、医師・患者関係の強化。

•医療関係者の皆様との協働:手順のスマート化、次世代 HIS システムとの融合、医療チーム協働作業の加速化、医療チームによる資源管理の効率化、長期的な患者モニタリングへの応用が期待されます。

•医療資源への洞察の最適化:各システムのデータ構築、データ相互関連性の統合、リスク評価を通じて、患者介護の質の向上、運営効率化、データへの洞察を図り、運営分析と臨床分析の一助になります。

5cd2009152d0a154332ff76bd51e8fa4.jpg

医療分野向けのマイクロソフトクラウドはFHIR、DICOM 文書形式の支援ツールとして利用されています。医療への応用を起点として、最高レベル規格の要件を満たすことで病院側をサポートし、迅速なデータ収集、標準化、交換、膨大な医療データの統合が可能です。さらに、マイクロソフト4つのクラウドサービスを通じて、医療分野におけるビジネスの生態系がもたらすカスタマイズソリューションを統合することにより、患者に対して、「思いやりの行動」を軸に、医療の質の向上を実現します。なお、効率的な医療チームコミュニケーションを向上させ、臨床•運営データへの洞察(3つの目標)を強化します。(台湾マイクロソフト社のご提供)


医療分野における国際連携体制の構築、ビジネスの生態系がもたらす台湾スマート医療の更なる成長

テクノロジーの力でビジネスの生態系がもたらす台湾医療の更なる成長を目指して、本日は複数のビジネスパートナーがマイクロソフト社主催の記者会見に参加し、研華科技、華碩 AI 研発センター、亞大基因科技、寬橋、中華システム統合、遠東医電科技、自由システム、叡揚資訊(情報に相当)、数聯資安(情報セキュリティ)、康統医学科技、沐恩生医(バイオ医療)、奇唯科技、瓦里安台湾、衛武資訊(情報に相当)、緯謙科技等の企業が挙げられます。マイクロソフト社では、世界をつなぐ医療のスマート化の実現に向けて、商機を狙うグローバル企業の皆様とともに、多様化するビジネスの生態系がもたらす産業構造転換への移行を図り、2年かけて 100事例を踏まえたスマート医療ソリューションのご提案を発表しました。

国民や医療関係者の皆様の健康的な生活を確保し、持続可能な社会の実現に向けて、業界に先駆けたスマート医療応用への取組

コロナ禍下で台湾マイクロソフト社はビジネスパートナーの皆様とともに、医療分野において、業界を牽引していくリーディング企業と連携して、多種多様なスマート医療ソリューションを提案します。台大病院が携わったマイクロソフトグローバル「 AI for Health 」プロジェクトは、世界最大級の英国バイオバンクのデータベースに「Azure HPC(ハイ•パフォーマンス•コンピューティング)」を活用し、肺炎による死亡の約6割は遺伝子によるものとされていることを発表しました。ほかには、中国医薬大学附設病院では「Microsoft Azure」が導入され、医学センターレベルに相当する国内の病院(5院)と連携して、最先端 AI技術を駆使した医療への応用に取り組んでおり、「 Power BI 視覚化データ分析」の活用、医者診断力の向上、治療薬物モニタリングの実施により、死亡の危険から患者さんを守ります。コロナ禍下で台大病院スマート医療センターは台湾マイクロソフト社、工研院、泰博科技等との協働により、「血液酸素飽和度システムリアルタイムモニタリングプラットフォーム」を開発し、さらに桃園市政府、部立桃園病院とタイアップして、病院の集中検疫所と陰圧感染隔離室でオンライン実施を行い、バイタルサインモニタリング技術を駆使して、医療関係者の皆様をサポートいたします。なお、ヘッドマウントディスプレイ「 HoloLens」を活用し、「MR(複合現実)病棟」を設置することにより、感染リスクから医療関係者や患者さんのお体を守ります。

12 月 2 日(木曜日)~ 5 日(日曜日)、マイクロソフト社主催の「台湾医療科技展(タイワン•メディカル•テクノロジー•フェア)」(南港展覧間一館 4 階 L418 ブース)が行われ、マイクロソフトスマート医療ソリューションにご興味をお持ちの方は、ぜひお越しください。台湾マイクロソフト社はビジネスパートナー(亞大基因科技、叡揚資訊、沐恩生医、奇唯科技、衛武資訊、緯謙科技など)とともに、「未来の病院」という青写真を描くことを目的として、医療連携体制への取組を進めていきます。



02f716b780afe87993f8a21deb17c3d6.JPG

衛福部から許可をいただき、クラウド型電子カルテの導入および FHIRへの取組に対応するために、台湾マイクロソフト社主催の「将来を見据えた医療のあり方―マイクロソフトスマート医療記者会見」が行われ、産官学連携事業のビジネスパートナーとともに、医療分野向けのマイクロソフトクラウドを統合して、将来を見据えた医療モデル事業として、台湾医療分野における推進取組を進めていきます。(台湾マイクロソフト社のご提供)

前のページ リストへ 次のページ